第27話「愛は流れる」

セリフとト書き

[ オープニング ]

[ ボドル基幹艦隊がつぎつぎにデフォールドする。マクロスの空襲警報が鳴る。マクロス審問室 ]
グローバル: 全艦、第一級戦闘配置。
クローディア: イエッサー。全艦、第一級戦闘配置。繰りかえす、全艦、第一級戦闘配置。
グローバル: [ エキセドルに ]ブリッジへあがります。こちらへ。
エキセドル: わかりました。
マックス: 行くか、ミリア!
ミリア: ふふ、もちろん、マックス。
[ マックス、うなずいてから輝を振りかえる ]
マックス: おさきに、先輩。
輝: 死ぬなよ。
マックス: ええ、わかってます。行くぞ、ミリア!
ミリア: ああ、待ってくれ、マックス!
[ マックス、ミリア、駆けだしてゆく。輝、ミンメイのほうを見る。決心して駆けだし、ミンメイの前に立つ。かたわらにはカイフンがいる ]
輝: ミンメイ。
ミンメイ: 輝。
輝: もう、これっきり会えないかもしれないから、いってしまうよ。僕、きみのこと、好きだった…!
ミンメイ: そんな! きゅうに…。
輝: カイフンさんと、お幸せに。
[ 輝、敬礼。すでに決死の覚悟を決めている。驚きと戸惑いを隠せないミンメイ。輝、駆けだして去る ]
ミンメイ: 輝!
カイフン: どこへ行く。
ミンメイ: お願い、行かせて!
カイフン: ミンメイ!
[ ミンメイ、カイフンをおいて、ひとり輝のあとを追う ]

[ マクロス艦内で戦闘準備がすすむ ]
パナップ: 各作業員は反応弾頭への換装作業いそげ!
キム: トマホーク第4中隊は、…へ展開の上、待機。
指揮官A: 軍隊、すすめ!
管制官A: モンスター01、発進スタンバイ。
操縦士A: 反応炉、出力良好。
操縦士B: バランサー異常なし。
操縦士C: オール・グリーン。
操縦士: [ 全員で ]発進!
[ デストロイド・モンスター発進。しかし第一歩を踏みだしたとたんに床を踏みぬいてしまう ]

[ マクロス・ブリッジにグローバル艦長とエキセドルが入ってくる ]
グローバル: 反応弾頭への換装作業は?
キム: 現在、70パーセントまで完了しています。
グローバル: そっちは?
パナップ: バルキリーへの装備が20パーセントほど残っています。
グローバル: いそがせろ!
パナップ: 了解。
エキセドル: 反応兵器か。
グローバル: そちらの艦隊との決戦にと温存しておいた反応兵器を、このようなかたちで使うことになろうとは…。
エキセドル: まったくですな。

[ 地球統合軍総司令部 ]
管制官B: デフォールド反応、さらに増大中。
管制官C: メンテナンス・ブロック、収容いそげ!
管制官D: グラフィティ・コントローラ、レベル8.9。
管制官C: 敵艦隊、艦影400万を突破。
管制官E: グランド・キャノン、臨界まであと300秒。
軍高官A: 400万の大艦隊か。勝てますかな、グランド・キャノンで。
早瀬提督: うむ。敵艦隊とはまだ交信できないのか。
管制官F: なんども呼びかけましたが、いまだ応答ありません。
早瀬提督: やはり戦うしかあるまい。

[ 地球統合軍総司令部管制室 ]
未沙: 第18、および27戦闘中隊は、A−4エリアへの展開をいそげ!
指揮官B: 了解。
未沙: [ ため息 ]はあ。
[ 未沙、モニタに映る月を見あげる ]

[ マクロス艦内のパイロット控室で、輝がパイロット・スーツに着がえている。ドアがノックされる ]
輝: どうぞ。
ミンメイ: 輝。
輝: ミンメイ!
ミンメイ: お友だちだとしか思ってなかったから…、お友だちだとしか、あたし…。

[ ボドル基幹艦隊旗艦フルブス・バレンスがデフォールドする ]
ゼントラーディ兵士A: 全艦デフォールド完了。
ボドル・ザー: よろしい。まず敵本星をたたく。全艦砲撃準備!
[ ボドル基幹艦隊、砲撃準備 ]

[ マクロス艦内パイロット控室 ]
ミンメイ: ごめんね、輝。でもあたし、やっぱりカイフンのこと…。
輝: おたくのせいじゃないよ。僕がいつもはっきりしなかったから。
ミンメイ: でも…。
輝: いいのさ、ミンメイ。
[ 輝、ヘルメットを手にとる ]
輝: 僕は軍の戦闘機乗りで、おたくは人気スター。つりあいなんかとれないよ。
ミンメイ: でも…。
輝: おかしなもんだね、このちいさなマクロスのなかで、僕らの住む世界がこんなにちがうなんてさ。
[ ミンメイ、ショックをうける ]

[ ボドル基幹艦隊、地球に砲撃開始。またたく間に地球が破壊されてゆく ]
軍高官A: ぜ、全滅!?
早瀬提督: バ、バカな!

[ 地球統合軍総司令部管制室 ]
未沙: 全滅!? 地球が…。

[ マクロス・ブリッジ ]
グローバル: 全滅だと!
ブリッジ: そんな…。うそっ!

[ ボドル旗艦 ]
ボドル・ザー: むははは…。

[ 輝とミンメイ、艦外の閃光におどろく ]
ミンメイ: なあに!?
輝: ああ! 地球が!
ミンメイ: やられちゃったの?
輝: たぶんね。
ミンメイ: そんな! 父さん、母さん…!!
輝: 早瀬大尉…。
[ ミンメイ、「マイ・ビューティフル・プレイス」を歌いはじめるが、途中で涙があふれてくる ]
ミンメイ: [ 泣きながら ]もうおしまいね。地球のつぎはあたしたちも!
[ 輝、ミンメイの肩に手をおいて ]
輝: まだ、やられるって決まったわけじゃないよ。
ミンメイ: えっ!?
輝: きみに、ひとつだけお願いがあるんだけど。歌ってくれないか? みんなのために。
ミンメイ: 歌う?
輝: ああ。僕に考えがある。

[ 地球統合軍総司令部 ]
管制官G: 各セクションの損害率、30パーセント。
早瀬提督: グランド・キャノンは無事か。
管制官G: 発射は可能です。
早瀬提督: よろしい。ただちにカウント・ダウンを再開しろ。
管制官G: 了解。
管制官H: パワー・ジェネレータ、接続。
管制官I: エネルギー・レベル上昇。発射2分前。

[ マクロス・ブリッジ ]
グローバル: ブリタイ司令、そちらの艦隊でリン・ミンメイの歌を同時翻訳して、全軍用周波数を使って発信していただきたい。
ブリタイ: それはかまわぬが、いったいなにを?
エキセドル: ボドル基幹艦隊の兵士たちは、プロトカルチャーの実態を知りません。そこで彼女の歌をながせば、かれらはカルチャー・ショックをうけて一時的にせよ、指揮系統を混乱させることができるはずです。
ブリタイ: その混乱に乗じて、ボドルの旗艦をたたくわけか。
グローバル: 正面から戦って勝てる相手ではありません。
ブリタイ: よろしい。歌をながせば、わが兵士の士気もあがりましょう。
グローバル: うむ!
[ ミンメイ、ブリッジに案内されて入ってくる ]
ミンメイ: グローバル艦長。
グローバル: おお、ミンメイさん。連絡は一条中尉から聞きました。かれのアイデアをもとにして、作戦準備をすすめています。
エキセドル: 歌ってくれるのですな、われわれのために。
ミンメイ: ええ。わたしでお役にたてるなら。
グローバル: うむ。
エキセドル: それともうひとつお願いがあるのだが、あの映画のなかに出ていた男と、例の「キス」というものをやってもらえませぬか?
ミンメイ: ええ!?
ブリッジ: ええ!?
ミンメイ: す、すみません。でも、どうしてキスを?
エキセドル: われわれゼントラーディ人に心理的ショックをあたえるには、あれがいちばん効果的なのです。
グローバル: わたしからもお願いします。
ミンメイ: わかりました。

[ グランド・キャノンが発射態勢に入る ]
管制官J: エネルギー・コンバータ接続。
管制官K: パワー臨界上昇。発射20秒前。

[ ボドル旗艦 ]
ゼントラーディ兵士B: 敵惑星上に高エネルギー反応増大中!
ボドル・ザー: なに!?

[ グランド・キャノン発射。ボドル基幹艦隊を飲みこんでゆく ]

[ マクロス・ブリッジ ]
ヴァネッサ: 地球北極上空に、高エネルギー反応。敵艦隊の一部が消滅していきます。
グローバル: 消滅!?
エキセドル: 消滅!?
ヴァネッサ: 最大望遠です。
グローバル: これは、グランド・キャノン!
ブリッジ: グランド・キャノン!?
グローバル: アラスカ基地が生きているんだ!
ブリッジ: わあ! やったあ! うふふふ。

[ ミンメイのバンドマンたちがチューニングと手ならしをしている。鏡の前で、髪をとかしているミンメイに「青い風」3人組が近づいてくる ]
ミンメイ: はあ。
ロリー: がんばってください、ミンメイさん。
コンダ: われわれも応援します。
ミンメイ: ええ。
[ 立ちあがって、3人に手をさしだす ]
ミンメイ: ありがとう、みなさん。
[ ミンメイと「青い風」3人組、手をかさねあわせる ]
乗組員A: ミンメイさん、作戦スタンバイ願います。
ミンメイ: は〜い!
[ ミンメイ、仮設ステージに駆けだしてゆく ]

[ アイキャッチ ]

[ マクロス・ブリッジ ]
グローバル: マクロスならびにブリタイ・アドクラス艦隊全戦闘員に告げる。我われはこれよりグランド・キャノンのあけた空域をとおって侵攻する。リン・ミンメイの歌が中継発信されている艦、および戦闘機以外はすべて敵だ! 諸君らの検討に期待する。
[ 「私の彼はパイロット」のイントロがながれ、ミンメイ、歌いはじめる。輝はじめ、全バルキリー隊発進 ]

[ ブリタイ艦ブリッジ ]
ゼントラーディ兵士C: 同時翻訳、良好。
ブリタイ: よろしい。全艦発進!
[ マクロス、ブリタイ艦隊、発進する ]

[ ボドル基幹艦隊 ]
ゼントラーディ高官A: [ ミンメイがモニタに映る ]なんだ、この映像は!
ゼントラーディ士官A: わかりません。われわれの使用周波数全域にわたってながされています。

[ マクロス・ブリッジ ]
ヴァネッサ: 射程圏内突入。反撃ありません。
エキセドル: 成功だ!
グローバル: 全艦撃てっ!
[ マクロス、ブリタイ艦隊、砲撃開始 ]

[ マクロス・ブリッジ前の仮設ステージ。「私の彼はパイロット」を歌いおわると、カイフンがあらわれ、ミンメイに近づく。ミンメイ、カイフン、手をとりあう ]
カイフン: [ 独白 ]ミンメイ。
ミンメイ: [ 独白 ]さようなら、輝…。
[ ミンメイとカイフン、くちづけする ]

[ ボドル基幹艦隊 ]
ゼントラーディ兵士: [ 口ぐちに ]おおお…! これは…、男と女が! うわあああ!!
[ 敵艦、爆発 ]

[ 一条機。モニタに、キスするミンメイとカイフンが映っている。「小白竜」のイントロがはじまる ]
輝: アタッ〜ク!!
[ 一条機、戦闘開始。マックス機、ミリア機の交戦 ]
輝: [ モニタに戦艦が映る ]戦艦か。ようし、反応弾で!
[ 一条機、反応弾発射。戦艦を撃沈する ]
輝: やった!
[ 一条機の警報が鳴る ]
輝: うわっ!
[ 大量のミサイルが急速接近。一条機、とっさに手を盾にするが、ミサイルの爆発に巻きこまれて機影が見えなくなる ]

[ 壊滅状態の地球統合軍総司令部管制室 ]
未沙: A−4エリア、応答してください。A−4エリア! A−4エリア! [ ため息 ]はあ。あっ!
[ モニタに早瀬提督が映しだされる。画像みだれている ]
早瀬提督: 未沙、まだそこにいたのか!
未沙: 提督こそ!
早瀬提督: こちらはもうだめだ。おまえだけでも脱出しろ!
未沙: …そんな!
早瀬提督: 結局、おまえのいっていたことが正しかったのかもしれない。
[ 爆発。早瀬提督、吹きとぶ ]
未沙: はっ、お父さま! お父さま〜! ああ…!!

[ 「シルバームーン・レッドムーン」がながれるなか、大破した一条機が宇宙をただよっている。気をうしなっていた輝、眼をさます ]
輝: 大気圏か。もうもどれないな。
[ 一条機、ファースト・パック装備をはずす。ファイターへ変形。モニタにはミンメイの歌う姿が映っている。一条機、大気圏突入。コクピットの防護シャッターが降りる。中継映像がみだれ、やがて途絶える。輝、ミンメイとの別れを回想する ]
輝: [ 回想 ]それじゃ、歌ってくれるんだね。みんなのために。
ミンメイ: [ 回想 ]ええ。今日だけは、あなたのために。
[ ミンメイ、ほほえんで輝に身を寄せる。輝、ミンメイとくちびるをあわせる ]
輝: [ 独白 ]さよなら、ミンメイ。
[ 一条機、地球上空を飛ぶ ]
輝: 地上は全滅か。
[ 通信機から未沙の声が聞こえてくる ]
未沙: [ 通信機 ]…応答願います。こちら総司令部、生存者がいたら応答してください!
[ おどろく輝 ]
輝: 大尉! 早瀬大尉!
未沙: その声、まさか…、まさか一条くん!
輝: 無事だったんですね!
未沙: ええ。だけど生きのこったのはあたしひとりきりらしいの。
輝: ひとりだけ? それじゃ救助に向かいますから、現在地を知らせてください。
未沙: やめて、あなたも危険だわ。
輝: そういう命令、いままで守ったことなかったですね。
未沙: [ 涙ぐんで ]一条くん、あなたって、あなたって…。
[ 一条機、転進。グランド・キャノン砲身から地球統合軍総司令部内部に入る ]

[ 「愛は流れる」を聴くカムジン ]
オイグル: どうしやす? …団長!
カムジン: いい歌だ。
オイグル: ええ!?
カムジン: 俺たちも行くぜ!
オイグル: けどよ団長、相手は味方ですぜ。
カムジン: バカ野郎、俺は味方殺しのカムジンよ!
[ カムジン艦隊、参戦 ]

[ マクロスの奮戦 ]
ブリタイ: 砲撃を絶やすな!
[ ブリタイ艦隊の砲撃。かたわらにラプ・ラミズ艦がいる ]
ラプ・ラミズ: ブリタイに遅れるな!
[ マクロス艦内にも被害が出る ]
人びと: ああ!

[ 一条機、地球統合軍総司令部管制室ちかくに到着 ]
輝: ここか。
[ 一条機、レーザーで防護壁を焼ききる。輝、バルキリーを降りてシャッターの内部に入る ]
輝: 大尉!
未沙: 一条くん!
[ 輝、未沙、駆けよって喜びあう。輝、未沙を膝にのせてバルキリーに搭乗、発進。進路で爆発が起こり、がれきでコクピットのキャノピーが割れる ]
未沙: は〜あ…。

[ マクロス・ブリッジ ]
ヴァネッサ: 目標接近!
キム: 全反応兵器、スタンバイOK。
シャミー: 護衛機各隊はただちに散開。
クローディア: ピンポイント・バリア、艦首へ収束。
エキセドル: いよいよですな。
グローバル: うむ。マクロス・アタック!
[ マクロス、ボドル旗艦に突撃する。外壁を突きやぶり内部に侵攻。ボドル・ザーのいる中枢部に到達する ]
ボドル・ザー: プロトカルチャーめ!
[ マクロスから全反応兵器発射。それと同時に全方位バリア展開 ]
ボドル・ザー: どわあああ!!
[ ボドル・ザー、閃光につつまれる。ボドル旗艦、爆発によって内部から変形し、やがて大爆発を起こす ]

[ 一条機、荒野と化した地上に着陸する。未沙、ヘルメットを脱ぐ ]
未沙: ありがとう。
[ 未沙、手をさしだす ]
輝: どうも。
[ 輝、握手する ]
輝: だけど、また命令違反しちゃいましたね。
未沙: うふ。いいのよ。…ほんというとね、こんどもまた、あなたが来てくれるんじゃないかって、思ってたのよ。
輝: 大尉。
未沙: うふふふ。
[ 空に閃光が明滅している ]
未沙: 終わったようね。
輝: ああ。
未沙: みんな無事かしら。
輝: さあね。
未沙: もしかしたら、地球で生きのこったのは、あたしたちふたりだけかもしれないわね。
輝: それでもいいんじゃない?
未沙: えっ?
輝: ひとりぼっちじゃないんだから。
未沙: は…、一条くん。
[ 見つめあう輝と未沙。そこへ「マイ・ビューティフル・プレイス」を歌うミンメイの声が聴こえてくる ]
輝: この声は!
未沙: ミンメイさん!
輝: 無事なんだ、マクロスは。
[ 輝、未沙を抱きよせる ]
未沙: ああ、どこにいるの?
輝: [ 指さして ]あれだっ!
[ マクロス、降下してくる ]
輝: マクロス…!
未沙: マクロス…!
[ 夜明けを背負って、マクロスが着地する。抱きあってマクロスを見つめる輝と未沙 ]
輝: さあ、行こう。
未沙: ええ。
[ レバーをにぎる輝の左手に、未沙の左手がかさねられる。輝、未沙、笑みをかわして発進する。一条機、マクロスに向けて飛ぶ ]

[ 次回予告 ]

ナレーター: 地球全域を焦土と化した悪夢の戦いは終わった。わずかに生きのこった人びとは見る影もなくなった大地に降りたち、復興の努力を開始した。しかし、そこにはあらたな問題の火種がふくらみつつあった。
次回、「超時空要塞マクロス」、「マイ・アルバム」。

[ エンディング ]

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登場する人びと(登場回数)

一条輝(27)
リン・ミンメイ(27)
早瀬未沙(27)

ブルーノ・J.グローバル(24)
クローディア・ラサール(25)
マクシミリアン・ファリーナ・ジーナス(マックス)(19)
ミリア・ファリーナ・ジーナス(10)
ヴァネッサ・レイアード(26)
キム・キャビロフ(23)
シャミー・ミリオム(25)

早瀬提督(5)
パナップ(6)

リン・カイフン(12)
ミンメイ叔父(リン・シャオチン)(10) - セリフなし
ミンメイ叔母(リン・フェイチュン)(11) - セリフなし

ボドル・ザー(8)
ブリタイ・クリダニク(20)
エキセドル・フォルモ(18)
ラプ・ラミズ(7)
カムジン・クラヴシェラ(11)
オイグル(9)
ワレラ・ナンテス(19) - セリフなし
ロリー・ドセル(19)
コンダ・ブロムコ(19)

指揮官A - デストロイド・トマホーク第4中隊長
指揮官B - 第18(もしくは27)戦闘中隊長
管制官A - マクロス
管制官B - 地球統合軍総司令部
管制官C - 地球統合軍総司令部
管制官D - 地球統合軍総司令部
管制官E - 地球統合軍総司令部
管制官F - 地球統合軍総司令部
管制官G - 地球統合軍総司令部
管制官H - 地球統合軍総司令部
管制官I - 地球統合軍総司令部
管制官J - 地球統合軍総司令部
管制官K - 地球統合軍総司令部
軍高官A - 地球統合軍総司令部
操縦士A - デストロイド・モンスター01
操縦士B - デストロイド・モンスター01
操縦士C - デストロイド・モンスター01
乗組員A - マクロス
ゼントラーディ高官A - ボドル基幹艦隊
ゼントラーディ士官A - ボドル基幹艦隊
ゼントラーディ兵士A - ボドル旗艦
ゼントラーディ兵士B - ボドル旗艦
ゼントラーディ兵士C - ブリタイ艦

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スタッフ

脚本 … 松崎健一
絵コンテ … 黒河影次
演出 … 石黒昇 笠原達也
監修 - 河森正治
メカ作監 - 板野一郎
キャラ作監 - 美樹本晴彦
原画 … 栫 裕 庵野秀明 青井清年 飯田史雄 A.I.C マーメイド
動画作監 … 藤高栄光
動画 … 野田昭子 八谷賢一 岩下啓蔵 中村智津子 荒木英樹

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ノート

第15話「チャイナ・タウン」からはじまる第2部の最終話であるとともに、テレビ放送話の実質的な最終回。作画は安定、動画はきめこまかく、進行はスピーディ。輝の告白、ミンメイとの別離、地球全滅、ミンメイの歌、父の戦死を目のあたりにする未沙、未沙の救出、第一次星間大戦の決着など、きわめて見ごたえのある回だ。

輝は攻撃をうけ、ボドル旗艦までたどり着けずに戦線を離脱。未沙はすでに地球統合軍総司令部に配置転換されており、両主人公がボドル・ザーとの決着の現場に居あわせないという、かなり特異な設定がされている。

輝が未沙を膝にのせてバルキリーで脱出し、マクロスに帰ってゆく光景は、第3話「スペース・フォールド」で輝がミンメイを膝にのせ、ファンレーサーでマクロスを離れてゆこうとする場面と強く対比されている。

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